FreelanceCFO’s blog

経済・投資・起業・ファイナンスのブログ

会社を倒産させる社長の特徴ってなんだろう。

 

コロナ禍の中で企業経営者は厳しい会社経営を強いられている。

 

これまで私はフリーランスでクライアント先の資金調達やM&Aなどの仕事を通して、財務戦略の立案、実行サポートしてきた中で、多くの経営者と会ってきた。

 

また私自身2009年の時、上場企業のCFOであったが、リーマンショックをきっかけとして会社更生法に追い込まれ倒産を経験した。

 

これまでの私の経験の中で「会社を倒産させる社長の特徴」は以下の通りだと考えている。

 

①他人のせいにする

どんな状況に陥っても、自分が悪いと思っていない。当事者意識に欠ける。

 

②よく嘘をつく(嘘が多い)

従業員、取引先、銀行に対しても嘘をつく。嘘ばかりなので何かあっても助けようとも思われない。

 

③意思決定できない、決めることが出来ない

ピンチである状況であるにも関わらず、物事に対して決めることが出来ない、意思決定ができない。姑息な手段ばかり講じているばかりで、抜本的な課題解決ができないため、タイミングを逸することが多く、結果的に悪い方向に進んでいく。

社長が決めなければ誰も助けることはできない。

 

上記の三項目と逆のことを実行すれば、従業員、取引先、金融機関などがサポートしようとする動きが出て来て、倒産を回避できる可能性が上がる。

 

ご自身の会社はどうであろうか。