FreelanceCFO’s blog

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WITH コロナ時の投資をどう考えるべきか①

新型コロナウイルスの感染拡大が世界経済に深刻な打撃を与えている。

 

国際通貨基金IMF)は、2020年の世界経済の成長率見通しをマイナス3.0%に引き下げた。

 

1929年の大恐慌以来、最悪の不況になる可能性が高いといわれている。

 

マイナス成長はリーマン危機後の2009年以来で、2021年は成長率が5.8%に回復するとIMFは予想するが、

 

あくまで2020年までに新型コロナが収束する前提でのシナリオであり、先行きは不透明である。

 

この新型コロナウィルスの感染拡大により、ヒト、モノ、カネのうち、ヒトとモノが動かなくなった。

 

カネに関していえば、目先の企業の倒産リスク、失業リスクを避けるために、各国政府は金融市場に対して

 

大量に供給するが、最悪の不況を和らげることはほぼ不可能な状況にあるとみている。

 

このまま資金を大量に供給し続ければ、インフレーションを招くリスクが増大し、通貨としての価値を低くする。

 

中長期的に現時点では現金を持つ必要性があるものの、通貨の価値が低くなることを考えれば、株式、不動産などの現物資産に置き換える必要性があると思われる。

 

この新型コロナウィルスの感染拡大により、これからの社会構造が大きく変換し、これまでの常識が通用しなくなる。

 

つまり生活スタイルが大きく変わってしまう。

 

これまで朝起きて、会社に行って仕事して、仕事が終わったら飲みに行く、スポーツクラブに行く、

 

英会話などの習い事に行く、買い物に行く、家に帰ってくつろいで、明日の備えるといった生活スタイルが、

一変する可能性がある。

 

これからの社会構造の変化をイマジネーションし、株式、不動産などの投資戦略を考えていきたい。

 

次回に続く・・・